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エクハルト・ハーン博士来訪

ドイツからハーン博士、来日。 一年ぶりの再会を祝う。 互いの近況を聴き合ううちにアズワンコミュニティづくりの一年の成長点は、と身を乗り出して聴いてくる。

---そうねえ、最初に、自分を見つめる--- 反省でも評価でもない、どうなっているのかな、と観察していこうとする、その道すがらで互いを知り合ったり、くすぐったい位に、人が好きになっていくんだよね~それで、もっと近寄りたくなる。もっと快適にしたくなる。どうやったらお互いがお互いらしく生き合えるか、仕組みを工夫する---- そしてまたまた、もっと気持ち良くなるって感じかなあ---- ドイツでは最近日本の様子を報じるニュースが毎日のように出ているそうだ。そこに日本人の心と環境が大きく変わり始めているのを感じるという。 個人主義がベースのヨーロッパでは、何かに反対するときには強い結束力が出るんだけど、日常の暮らしで、支え合いが難しい。持続可能な日常生活には程遠いんだよねえ---と頭をかくハーン博士。 まず、自分を見つめる、ありのままを認め、そこから始まる文化。高齢化が進むドイツで、これから特に学んでいきたいところだという。個人主義のお互いが、初めて自分一人では生きていけない実際に行き当たるチャンスだと、彼は思っている。

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