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第4回 ガイアエデュケーション レポート  2017年7月15日(金)~17日(日)

テーマ 「人のための社会とは」<世界観 社会 経済 環境>

 

1.印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中でおきた変化など。

 

今まで遠くに感じていた新しい社会像、おぼろげに見えていた人と人との繋がりが少しずつ少しずつ、クリアになってきているのを感じます。もちろんすべては持続可能な社会を目指すプロセスの真っ只中・・・、恐らくまだ誰も完成形といえる社会像のビジョンは見えてないと思いますが、1つ1つ各々が内側とつながった上で外側に自己表現していく重要性を改めて感じました。
その小さなアクションの積み重ねが、個々人が愛し愛され、喜び喜ばれ、称え称えられる社会の形成につながっていくと思います。残る2回となりましたが、引き続き、みんなが幸せに生きられる、人のための社会を探求していきたいです。今回も貴重な自己表現の場を提供して下さって有難うございます。(40代男性、T.Y.)


人と目の前で接する時、遠慮したり、他の事に気がいったりで、自分の本心80%になっていたり、気をつかって120%でがんばりすぎたりしていることがあるように思った。そこで自分が100%でいれる、皆が気持ちよく本心100%でいれる空気感をつくっていきたいなぁと思った。いのちがまもられ活かされる、というとちょっとカタイ感じがするけど、単純に皆が気疲れなく、楽しくいられる社会に生きたいのだなぁと思った。そして「社会」というのが、遠くの出来事ではなく、コミュニティ、会社といったカタチの、人とのつながり、そのものというより、そのつながりの上にただよっている空気、空間みたいなものと感じられたことは面白い気づきだった。目の前の2,3人の関係でさえ、そこに100%の自分がいることで、そのひとつの網の目の先につながっている世界があることも想像ができて、決して自分は無力ではないというか、本当にそれ(社会)を構成している一要素なんだと感じられることに、力強さを感じた。(30代女性、K.M.)


「人を大事にする」ことを考えたり、NVCについての話を聞く中で、外へのアプローチよりも自分自身の内面・心に向き合うことの重要性に改めて気づきました。第1回目から回を重ね、グループワークを重ねてゆく中で自然に自分の内側を見つめ、開示できるようになる時の快適さを味わいました。仲間の話に対しても、親しみを持って、心と耳を傾けているような感じがします。(40代男性、S.Y.)


印象に残ったこと:会社ではもっと公私混同して、どんなことでも相談したくなる間柄に。合意を必要とするのは、まだ気を使っている間柄。合意がなくても任される間柄が欲しいと言われた龍さんの言葉に心が揺さぶられました。そして皆が日頃から自分の内を調べて本心で生きている環境~本心で生きてないとそれが浮き彫りになる~そんな中で私も生きていきたいと強く感じました。どうしたらそういう間柄(人)と環境(社会)が築けるのか、その実例を聞かせてもらって、今、この瞬間から「自分は本心で生きているか?」その問いに胸を歩めることにワクワクしています。「私は本当はどうしたいのか?」「自分らしいとは何か?」「自分らしく生きあえる社会づくり」のヒントを具体例を通して分かち合ってもらえたこと、感無量です。
自分の中で起きた変化:自分の小ささ、弱さ、わがままと繊細で傷つきやすいところを聞いてもらいたいと仲間に向けて初めて心を開くことができ、言葉にすることができた。(50代女性、I.M.)
    

参加している仲間の変化が目に見えてきた気がします。落ち着きと受容力が佇まいにも感じられました。存在することにフォーカスしている人が多く、それは一緒に居て、寛げる心地がしました。
音楽瞑想は響きの波に情動の扉が開く感覚がありました。一方で、音の終わりに意識を向けると実際を観察でき、味わいが増すように感じられました。その後、より自由に生命力が増し、人とのコミュニケーションが楽になり、音楽は世界を越えることを実感しました。
3人の事例トークでは、多くのヒントを与えて頂きました。特に、本心、本来の自己を知る関係性は深い安心と健やかさを生み、育めるだろうと想いました。(50代女性、S.S.)


これまでの回は、自分に焦点を当てて、自分を掘り下げることを中心に取り組んできましたが、今回の回で初めて「これから自分が具体的にどんな場所で誰と何をしていこうと思っているか」ということに意識が向きました。そして、私がやりたいことは「今の職場で今のメンバーとお互いを大切にし合う場を作りたい」ということだったと再確認しました。では、それは具体的にどうしていくか?・・・ 結局、まずは自分の本心を見つめて、本音で仕事をしていくことからのスタートだなぁと思いました。それをしていく中で、職場にとって、職場のメンバーにとっての「本当に大切なこと、本質、本音、真実」を見極められるようになりたいと思いました。そして、小さな一歩でも実際に動いて行動していきたいです。(40代女性、無記名)


メンバー・スタッフへの信頼が深まると同時に自分に対する信頼がとても深まりました。
ダメな自分、ジタバタしている自分が以前は許せなかったのが、どんな自分でもOKと許可が出せました。
メンバーもコミュニケーションを深めていく中で、本心をいう、聴き合う中で、この人はこんな人だと決めつけていた自分の勝手な思い込みで、弱い部分、強い部分、楽しい部分などたくさん側面を見る事で、とても愛しい親しい方々だと思えるようになりました。今まで狭い視野の中で判断、決めつけていたことが広い視野で見て聴いて触れて感じて、この社会、世界を楽しんで生きていきます。
今回の出会い、御縁、学びに感謝です。ありがとうございました。(40代女性、K.T.)


今回、特に印象に残ったこととしては、以前から牛丸さんってどんな人なんだろうと思っていましたが、(現在のアズワンを作った中心人物の一人と認識していました。)今日初めて会うことが出来ました。その牛丸さんが、おふくろさん弁当の社長係龍さんや、店長の泉田さんから、出社拒否を云われた話しは、とても印象深い話でした。
出社拒否をされて心外だったけれど、人である龍さんや、泉田さんの背後にある、自分を見守る大きなものに気付いて涙が出たんですね。その大きなものの存在を、社会に(として)見たのではないでしょうか?そしてその気付きは、一度突き放された後でないと、なかなか気付くことが出来ないように思います。現状に満足していては、なかなか気付くことが出来ません。
でも、そのことは、牛丸さんだけではなく、私たちにはまだ気付けていないけれど、私たちの背後にも、確実にあるものなんだと思いました。その私を見守る存在を私も少しですが、気づけたように思いました。
毎回気付きがありますが、今回は更に大きな気付きをもらったように思います。
スタッフの皆様本当に有難うございました。(70代男性、藤田俊紀)


自分の本心や本音を確かめる事、細かく、ていねいに見ていく、大切にしていく事が、人を大切にするという事につながっていることを感じました。自分のこと=自分だけのことであり、人を大切にすることにつながるという感じがしなかったのですが、自分を大切にすることによって、相手を大切に出来る余裕が思いやりが生じることを感じました。実際に“大切にされている”という方のお話もおうかがい出来て、人は大切にされると、本来の生き方で(その人の在り方)生きられるようになるのだなと感じました。
NVC(共感コミュニケーション/非暴力コミュニケーション)について、水城さんから講義していただき、自分の感情から自分が本当に大切にしていたいと思っていることを、丁寧にやっていく、また、コミュニケーションをとる相手の言動にも大切にしていたいと思っているニーズがあって、その人も行動しているのだと、理解できました。
これから相互のコミュニケーションを円滑にするツールの一つとして、深めていきたいと思っています。
今、自分と周りにいる人々との関係性が変わっていく、新たな発見がある事を楽しみにしています。(30代女性、S.R.)

本音で生きることの大切さを改めて実感しました。
牛丸さんが自分は楽しんでお弁当屋さんの仕事をしていると思っていたけど、周囲が牛丸さんは本音じゃないと気付いて声をかけたこと、それは周囲が本音だから、より浮かび上がってきたと聞いて、何て素敵な本音を出せる社会がそこにあるんだと感じました。今回、マヤ文明の挨拶のインラケチを紹介したけど、相手の気持ちになるはけっこうやっているけど、自分がどれだけ自分の本音を感じ取っているか考えると、自分で自分にインラケチをした方がいいと思いました。今回はたまたま恋愛も直面しているテーマだったので、ピアノ瞑想などで向き合い、自分なりに答えが出て、すっきりしたなと思ったら、直後にすごく応援してくれる人がいたり、本当に自分が求めている人との関わり方が見えてきて、それを照らし合わせて、また自分で答えを出そうと思います。(30代女性、田中祐子)


ここに来て、もう4回目ですが、改めて自分の目的って何だったのかなと分からなくなってしまったなという印象がありました。もともとはじめは、人生の大きな転換点を向かえようとしている今、どうやって生きてゆくべきとか生きたいのかを考えてみたい。見てみたいという事だったのですが、今回、生きていき方に心地良いものがあるし、それを実行できるということに改めて気づかされたように思います。キーワードが心地良さだったように思うのです。
探求の中で、今まで心地良いと思っていたものが、実はそうではなくて、もう少し心地良さを追究したいなと思うものに出会ってしまって、対応が不明でもやもやしておわりました。
人との心地良い距離感をつかむためには、自分の本当に願っているものを理解するだけではなく、相手の本心にもフォーカスをあてる必要があるなと思いはじめて、なぜか気が重いです。 (20代女性、無記名)


アズワンが本心で生きていることを大切にしていること。本心で生きるには周りからの期待に応える、認めてもらえるなどの、「いい人でいること」を手放す必要がある。
その基盤には、周りの人から受け入れられているという安心感が必須で、安心と安全を確信できているからこそ、本心を出せるし、本心で生きられるのだと思う。また、周りの人が本心でそう言っているのか、行動しているのかに関心が向き、配慮ができると思う。水城ゆうさん、まりさんのNVCのお話も素晴らしく、そのNVCの視点でいえば、意識上のモチベーションではなく、実際の心の状態が本心であり、ニーズなのだと思った。
アズワンは本心で関わるがゆえに来訪者が深い入ろうとする時にとまどいや思ったのと違うという反応につながるという構造も垣間見えた。(50代男性、宇佐見博志)


NVCの講座で人の現れ(考えや感情など)だけに感心がいきやすいが、その人の本心、本当の気持ちを“ニーズ”と捉えることで、NVCのイメージが少しだけ近づいた感じがした。その後の交流会で音楽と朗読をしてもらった事で、言葉だけで理解する以外に“何か引き付けられる”コトバにならない感じる世界がある、体験はとても良かった。自分自身が直面している、解決していきたいテーマ”不安や自信がない“など負の感情をワクワクするためにも、まずは本心とつながること、自分自身を丸ごと受け止めてあげること、今回4回目にして、自分の中から、小さい自分、恥ずかしい自分をチームの中で(弁当屋の中で起きている事例、不安…)出せたことは自分の中で起きた変化であり、また、皆と親しさ近さが短くなった瞬間でしたが、自分の弱さが伝える相手、人がいること、その一人一人がつながっていく事で、安心できる社会ができていくんだなぁ~と実感してきている。(50代男性、無記名)
 

2.疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいこと。

個人的なトライアルとして、サイエンズの探求とNVCの共感を自分の実生活の中で必要に応じて活かし合う道を模索していきたい。(50代女性、I.M.)

 

同じ言語を操る人間同士でも言葉に対する概念の違いが思っていた以上に多く、そして大きく毎回驚きを感じます。このようなハードルを越えた関りを築く肝をこれからも探っていきたいと思います。(40代男性、S.Y.)

 

それは本心かということを自問し続ける為には、対話が必要かと思います。その対話相手は選ぶ必要があると思いますがどうでしょうか?(50代女性、S.S.)

 

おふくろさん弁当のお話で、ヘルシー弁当を間違えて注文した時の話がありました。間違いは誰にでもあること、責めるのではなく、その状況をどう乗り切りか、周りが工夫、協力してフォローしていくという姿勢は素敵だと思いました。が、私の場合、扱っているのはこどもの命、心で間違えたら小さなミスがこどもの命に関わることもあります。なかなかミス仕方ないよねではすまされない状況も多く、どう向き合ったらいいか考える余地があるなぁと思いました。(40代女性、無記名)

 

どうすれば、本音で生きられるようになるのか、辻ちゃんがいってくれていた、小さな事の積み重ねなのかなと思っています。日常の小さなことから、始めてみようと思います。(30代女性、田中祐子)

 

「自分らしくいられる社会」と「人のための社会」、とても似た印象を持つ言葉だけど、どちらかというと前者は楽しさを、後者は優しさを思い出す感じが不思議だった。

個人的には、以前、ソニーという大企業の中で、休みも自由に、上下関係も特に感じず、あそぶみたいに好きなことをやっていることが仕事だった、という体験があって、あの感じをどうしたらまた作れるのかなと考えている。(30代女性、K.M.)

 

NVCに興味を持ったのですが、実践というよりは概観(?)だけ今回はあつかっていたように思ったので、どこかで機会があれば、もう少し知りたいと思いました。対立に起きていけないけど心地良くない。そんな状態って、わかりにくいし、本当にそうなのか分からない。どうやって、心地良い状態にもっていけば良いのだろうか!

楽と心地良いって違うなとか思った。楽は少し避けている。心地良いは向き合っている。本当に願っている自分の本心って、どうしたら出会っていけるんでしょうか。(20代女性、無記名)

 

来訪者が移住していきたり、留学生として深く入ろうとすると、挨拶が返ってこなくて無視されているように感じたりすることがあると聞き、気になっていたが、その構造が垣間見えた。アズワンの人は本心で生きることを優先するので、笑顔で挨拶することを意識上のモチベーションでは行わない。このような価値観、大切にすることの違いがアズワンへの誤解を招き、もったいない気がしているが、このような誤解が発生しないような私がアズワンのことを周りの人に紹介する時のコミュニケーションについて考えていきたい。(50代男性、宇佐見博志)

 

引き続き、自分の本心とつながること、素直になること、弱さを出す練習、本心で暮らしていけることを実践していきたい。(50代男性、無記名)

●その他、なんでも・・・

 

スタッフや仲間の気の置けない間柄がより親密に家族に近付いていっている感じが嬉しい。安心感増大中!

(50代女性、I.M.)

 

居心地が良いためか、欲が出て睡眠を削りがちになってしまいます。(毎日なのですが…)

大阪でも何度かガイアの仲間と会う機会があり、嬉しく感じています。これからも楽しみが増えそうです。

(40代男性、S.Y.)

 

皆さんに頂くばかりで、どうしたらお返しできるだろうと考えています。いつもありがとうございます!(50代女性、S.S.)

 

自分の100%を出していく、つい遠慮してしまい、場の調和が乱れることが嫌いな自分がいることを再確認しました。自分が自分を100%出すと、調和が乱れてしまうのではないか、誰かを傷つけてしまうのではないかという思いが自分の中にありそうだと思いました。それでもきっと本音を出し合って影響を与え合っていくのが、社会なのだろうし、それが、真に相手を思いやることなのだろうと思います。現実の生活に戻った時に、本音で相手にぶつかる勇気をもう一度もってみようと思います。(40代女性、無記名)

 

「大事にされていること」を実体験として、経験できたことが私にとってとても良かったです。ありがとうございました。戎本大作(50代男性、無記名)

 

これからあと2回となったガイアエデュケーション。自分の足で持続可能なコミュニティを作ろうという大題目がありますが、あと2回でそれが出来るようになるか(そうならずとしても作れる自覚が持てるかどうか)、不安な所があります。

それと同時に、この4回での自分の変化、周りの方とつながりにおいてどう発展していくか楽しみに思う部分もあります。

(30代女性、S.R.)

 

 

水城ご夫妻の馴れ初めを聞いて、自分でもあんな流れになると思っていなかったのに、朗読まで聞かせて頂いて本当によかったと思っています。馴初めを答えながら照れ隠しのようにはじめて下さった朗読でしたが、とてもパワフルでした。なんだかその後の皆の表情や発言が解放されて嬉しかった、幸せでした。(30代女性、田中祐子)

 

 

アズワンでごはんの支度をしてくれている人と、自然と話すような感じができていて、でもお互い気をつかっているということでもなく、いい温度が感じられて気持ち良かった。参加者一人一人とも具体的な話をできたり、ゆるやかにあたためられていっているという感じが心地良い。(30代女性、K.M.)

 

 

ガイアエデュケーションの参加者同士の関わりの中で、学びを得ている人も多いと感じる。振り返りでは人間関係からの学びとテーマからの学びを切り分ける方がよいかも?(50代男性、宇佐見博志.)

 

NVC、自分の内面を観察する以外に、体感するワークがあってもいいかなと思った。テーマはよくわからないが、人と人とのつながり、大事にするといった場合、(多分、行程の後半)もしかしたら、座学プラスαで皆で一つになって演劇など触れ合うようなワークがあると心の開放につながりやすいのでは・・・と。(50代男性、無記名)

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